ami合同会社

【渋谷|シーシャ】

お問い合わせはこちら ご予約はこちら

【渋谷・神泉|シーシャ】蒸留酒の祖先とも呼ばれることがあるお酒〝Arrack(アラック)〟とは?

【渋谷・神泉|シーシャ】蒸留酒の祖先とも呼ばれることがあるお酒〝Arrack(アラック)〟とは?

2025/03/23

最近は外国のお客様が多くご来店し、英語で会話することが増えました!

一昔前では、知ってる単語を絞り出し、ボディーランゲージで何とか思いを伝えるというスタイルでその場を乗り越えて来ましたが、今の時代は沢山のツールがあるので、文章を伝えることが出来るようになりましたね!

海外の方から日本に来た目的などを聞くと、何だか嬉しい気持ちになります!

こないだは若いお客様より、「オナマエハナントイウンデスカ?」と聞かれなので、『ユースケです!』と答えると、「オー、ウラメシユウスケトオナジデスネ!」と、幽遊白書の主人公の名前と同じだと言われました!

日本のアニメが海外でも人気があることを知れて、更に嬉しい気持ちになったと同時に、随分古い時代のアニメだけど、どの時代のアニメが流行ってるんだろう?と不思議な気持ちにもなったamiオーナーのユースケです。

 

あまり日本では馴染みがないかもですが、amiには〝Arrack(アラック)〟という種類のお酒を置いております。

Arrack(アラック)とは、主に東南アジアや南アジアで作られる蒸留酒の一種で、ヤシの樹液や米、糖蜜などを原料とします。地域によって製法や風味が異なりますが、ラムやウイスキーに近い特徴を持つことが多いです。

 

今回は、そんなArrack(アラック)についてブログを書いてみようと思います!

 

●アラックの歴史

• アラックの起源は古く、紀元前にまでさかのぼると言われています。特にインドやスリランカ、インドネシアなどで長い歴史を持ち、「蒸留酒の祖先」とも呼ばれることがあります。

 

• 中世イスラム世界と蒸留技術

「アラック」という名前は、アラビア語の「アル=アラク(al-araq、汗)」に由来し、蒸留過程で酒が「汗のように」滴り落ちることから名付けられたと言われています。イスラム世界の錬金術師たちが蒸留技術を発展させ、それがインドや東南アジアに広まったと考えられています。

 

• スリランカのココナッツ・アラック

スリランカでは、ココナッツ・アラックが有名で、ヤシの樹液を発酵・蒸留して作られます。スリランカの伝統的な蒸留所では、今でも古典的な手法が用いられています。

 

• インドネシアとバタビア・アラック

17世紀、オランダ東インド会社がインドネシアでバタビア・アラックの生産を始めました。これはサトウキビと米を発酵させたもので、現在もカクテル「トム・アンド・ジェリー」などに使われています。

 

• インドのフェニ・アラック

インドのゴア地方では、カシューナッツの果汁を発酵・蒸留したフェニと呼ばれるアラックがあり、地元の文化に深く根付いています。

 

●エピソード・文化的背景

• 海賊とアラック

17~18世紀の海賊たちは、ラム酒と並んでアラックを愛飲していました。アラックは保存が効き、安価で入手しやすかったため、船乗りたちの間で人気がありました。

 

• 植民地時代のヨーロッパでの流行

18世紀には、アラックはヨーロッパにも輸出され、特にオランダやイギリスで人気を博しました。ロンドンでは、アラック・パンチというカクテルが流行し、貴族たちの間で愛飲されていました。

 

• アラックの現代的な復興

近年、クラフトスピリッツのブームにより、アラックが再評価されています。特にカクテル愛好家の間で、ラムやウイスキーとは異なる複雑な風味が注目されています。

 

●アラックの飲み方

• ストレートまたはロック:香りを楽しみながらゆっくり飲む

• カクテル:「アラック・パンチ」や「トム・アンド・ジェリー」など

• コーラやジンジャーエール割り:飲みやすくするためのアレンジ

 

アラックは地域によって味わいが大きく異なりますが、伝統と歴史が詰まったお酒として、一度は試して頂きたいです!

皆様のご来店、お待ちしております!!!

--------------------------------------------------------------
ami Luxury Bar & Shisha
住所 : 東京都渋谷区円山町20−5
グランドネス渋谷ビル 4階
電話番号 : 090-4382-1980


--------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。